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上海の地下鉄駅でホームドアの壁が突然崩壊 [事故関連]

サーチナ2011年7月15日付の記事。

上海市の地下鉄11号線桃浦新村駅で14日午前7時半ごろ、転落や線路への転落を防止するために設置している「ホームドア」の横部分に設置している大きなガラスが、大きな音とともに爆発的に裂けて飛び散った。

新聞晨報が報じた。

同駅で採用しているホームドアは、ホームの床から天井までの壁を設け、人がいるホーム部分の空間を完全に線路から区切るタイプだ。嘉定駅方面行きの線路に接するホームの先頭部分で、ドアとドアの間にある「壁」として使っている、横約3メートル、高さ2メートルの大きなガラスが突然に砕け散り、破片がホームと線路に散乱した。

朝のラッシュ時の少し前の時間帯で、爆発したガラスのそばに人はおらず、けが人は出なかった。

列車の運行にも影響は出なかったという。

インターネット情報で事故を知った人からは「列車進入時の風圧にガラスが耐えられなかったのでは」との声も出たが、地下鉄側は「列車が問題を起こしたガラス部分に接近した時には、停車寸前であり、速度も落ちているので風圧が原因とは考えられない」との考えを示した。

ただし、ガラスが砕け散った理由は「現在のところ、不明」という。

砕け散ったガラスは強化ガラスだった。

中国では強化ガラスの「爆裂事故」がしばしば報道されている。

これまでに、商業施設のドアが「爆裂」して、客がけがをしたこともある。

高層ビルの外壁ガラスが砕け散り、周囲に落下することも多いとされる。(編集担当:如月隼人)


電車風による崩壊の可能性が高いと思うが、地下鉄設備管理者は否定している。

原因は不明なのだそうだ。

電車風が原因ではないと否定するだけの根拠があるのだろうか?

度々こういう事故が起こっているというが、同じ失敗を繰り返しているというのに徹底した原因究明を行わない点に驚く。

過去にはけが人が出ているというのに・・・。

高層ビルでも外壁ガラスが飛散る事故を起こしているという。

責任は問われないのか??

さすがは中国クオリティー。

今回は死傷者はなかったそうだが、日本の場合だと今回の事故だけでも大きな事故として大きく報じられることは間違いないし、利用者から非難の嵐が起こり、一日も早い原因究明が求められるだろう。

同じ事故を繰り返している場合だと、国の事故安全調査機関が入ることになり、場合によってはきちんとした安全措置が取られるまで営業停止させられるだろう。

日本人だと、こういう企業を絶対に許さないと思う。

しかし、中国では「けが人は一切出ていない。」と都合の良い部分だけ強調し、そこだけが全面的に取り上げられる。

同じ事故を起こしても、「まぁ、よくある事ですから。」という程度。

国民性や国家体制が日本とは全く異なるという事で済まされる問題なのだろうか?

ちなみにガラス業界の関係者は、「今回のガラス崩壊の件はホームドアの設置に問題があった可能性がある」とし、列車通過時に発生した振動とホームドア自身が共振しガラスに対して力がかかり崩壊したのではないかとしているそうだ(エクスプロア上海より引用)。



当ブログ記事はここまで。




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地デジ化で「ラジオでテレビの音声放送が聴けなくなる」 視覚障害者に不安の声 [各種サービス]

朝日新聞2011年7月17日付の記事。

地上波テレビのデジタル放送完全移行(被災地3県を除く)まで1週間。

地デジ化されるとテレビの音声がFMラジオで聴けなくなるため、音が頼りの視覚障害者から「テレビから遠ざけられてしまう」と不安の声が出ている。

FM放送とテレビのアナログ放送はともにVHF帯の電波を使うため、多くの視覚障害者が、値段が安く1台で両方聴けるFMラジオでテレビも楽しんできた。

だが、地デジはUHF帯なので、ラジオでは受信できなくなる。

東京都豊島区に住む全盲の織田洋さん(57)は小型FMラジオを持ち歩き、移動中もイヤホンでテレビ番組を聴くのが日課だ。

「画面がいらないからこれで十分。どこでも聴けて便利だったのに」


インターネット上でも、この件は話題になっている。

Yahoo!やgooなどのユーザー同士の疑問を解決するコーナーでも出ていた。

「FMラジオのテレビ音声放送が、地上波アナログ放送終了と共に聴けなくなると聞きましたが、以降のテレビ音声放送はどうなってしまうのですか?地上デジタル放送の音声版のようなサービスがあるのですか?」といった内容だ。

FMラジオと地上波アナログ放送はVHF、地上デジタル放送はUHFと電波の方式が異なるため、引き続いてFMラジオでテレビの音声放送を聴くということは不可能。

地上デジタル放送移行後、FMラジオでは通常のFMラジオ放送のみしか聴けなくなる。

現時点では地上デジタル放送のUHF方式を受信できるラジオは出ておらず、ポケット型のワンセグ機能の付いた端末か、ワンセグ機能付きの携帯電話端末を購入するしか方法はないようだ。

いずれ、ユーザーの声や需要の状況によってはUHFに対応したラジオが登場する可能性があるかもしれないが、現時点では計画はないそうだ。

そのため、今後はワンセグがテレビ音声放送も兼ねることになる。

どうしてもテレビ音声放送を必要とする人はワンセグ機能搭載の端末を買って対応する方法しかないようだ。

しかし、ワンセグ放送はラジオに比べて電波が途切れやすく、音声・映像が途切れることが課題となっている。

また、ワンセグ端末はラジオよりもカラー液晶を搭載している分、端末価格が高いというのも課題。

持ち歩き型の場合は、電池の消耗がラジオに比べて早いという問題もある。

大規模災害で長期間避難生活が必要となった場合、電池の確保をどうするかという問題も出てくるだろう。

これらの課題・問題点を改善するために検討する価値のある案件と言える。

災害時や緊急時、音声のみが頼りという人たちが困らないようにしっかり対策を練る必要がある。



当ブログ記事はここまで。




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